Amazon Kindleで電子書籍出版 - リフロー型編

Pagesを使った制作フロー
03BOOKSでは、電子書籍の制作を、AI執筆パートナー「H.A.L.(Human & AI Librarian)」と協働で進めています。
AIは文章を自動で書くだけの存在ではなく、企画を整理し、内容を深掘りし、読みやすく整える執筆パートナーです。最終的な判断や編集、出版の責任は人が担い、人とAIが協働しながら一冊の本を作り上げていきます。
1. 執筆する
まずは、電子書籍のテーマを決めます。
H.A.L.との対話を通じて、
- 本のテーマ
- タイトル
- 章立て
- 登場する技術や製品
- 人物
- 組織
- お店や施設
- 地名や地域
などを一つずつ整理しながら内容を深掘りし、原稿を作成します。
文章を書き進めるだけではなく、「読者に何を伝えたいのか」「どんな構成が読みやすいのか」といった視点から何度も対話を重ね、内容をブラッシュアップしていきます。
2. リフロー型レイアウトを作成する
原稿がまとまったら、AppleのPagesを使用してレイアウトを行います。
03BOOKSでは、あらかじめリフロー型電子書籍用のテンプレートを用意しておくことをおすすめしています。
- 横書き用テンプレート
- 縦書き用テンプレート
を作成し、それぞれに見出しや本文などのスタイルを設定しておくと、制作効率が大きく向上します。
また、目次は見出しスタイルを指定し、自動生成できるように設定します。
レイアウトで気を付けたいこと
電子書籍では、文字の見た目以上に「正しいレイアウト」が重要です。
そのため、
- スタイルを活用する
- インデントはルーラーで設定する
- アライメント(左揃え・中央揃えなど)を正しく使う
- スペースキーを並べて文字位置を調整しない
といった基本を守ることで、さまざまな端末でも読みやすい電子書籍になります。
3. PDFで確認する
レイアウトが完成したら、まずはPDFとして書き出します。
PDFは最終確認用として非常に役立ちます。
03BOOKSでは、
- H.A.L. (ChatGPT)
- Gemini
- Claude
など複数のAIにも確認を依頼し、誤字・脱字だけでなく、説明不足や読みにくい箇所などについてもチェックを行います。
さらにNotebookLMを活用し、
- インフォグラフィックス
- プレゼンテーションスライド
- 音声解説
- 動画解説
など、書籍のプロモーションに活用できる素材を試作することもあります。
Kindle表紙も準備する
この段階で表紙画像も制作しておくと、その後の作業がスムーズです。
Kindle電子書籍の場合は、
1600 × 2560ピクセル
程度の画像を用意しておくと安心です。
4. EPUBとして書き出す
最終確認が終わったら、PagesからEPUB形式で書き出します。
書き出し時には、作成しておいた表紙画像を設定できます。
EPUBはAmazon Kindle Direct Publishing(KDP)へそのままアップロードできるため、この時点で電子書籍データは完成です。
次回
ここまでで電子書籍の制作は完了です。
次回は、Amazon Kindle Direct Publishing(KDP)への登録方法や、書籍情報の入力、価格設定、出版までの流れについて紹介します。

