
昨今、子どもたちを対象としたプログラミング教育や各種工作教室が全国各地で開催されています。ただSTEAM 教育は「正解」のあるプログラミングや工作を行うだけではなく、暮らしの中から問題(困ったことや不便なことなど)を発見する課題発見と、それを解決するための失敗を含んだ試行錯誤のプロセスが重要であり、あらかじめ用意された正解を当てるものとは、少しばかり違うものではないかと思っています。
03合同会社では、STEAM教育において重要だと考える『ロールモデルとの出会い』と『手触り感を大切にしたSTEAM玩具』づくりに取り組んでいます。
STEAMロールモデルとの出会い
STEAM教育の中で、過去の人物を知り、目標とするロールモデルを発見することはとても大切なことだと捉えています。この世の中にあるサイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アート、数学は、多くの先人たちの取り組みによって現在が作られています。そこには必ず「人の物語」があるのです。
03合同会社では、STEAM教育におけるロールモデルとの出会いをつくるための伝記《STEAM列伝》シリーズを企画しています。
例えば数学の世界では、0(ゼロ)は発見されました。小数点を作った人もいます。学校の授業では何の役に立つのかわからない三角関数は多くの人々の命を救いましたし、微分や積分が作られたことによって科学は大きく発展しました。私たちはいま学校の授業で将来何の役に立つのかわからないまま授業を受け、テストの点数を取るためのものとして学んでしまいがちですが、STEAM教育には、これまで人類の歩みの蓄積であり、それぞれの場面で、暮らしや仕事に役にたつために、いろいろなものが作られてきたのです。

STEAM列伝シリーズ
- ジョン・ネイピア
- ヘンリー・フォード
- フェルディナント・ポルシェ
- 本田宗一郎
- 豊田喜一郎
ほか
STEAM玩具
STEAM教育において、遊びと学びの融合ということが言われています。学びながら遊び、遊びながら学ぶ。そこには問題の発見、課題解決のためのプロセスがあります。
03合同会社でつくるSTEAM玩具は、AIやデジタルな時代において、あえて手触りのあるSTEAM玩具を開発します。
計算を楽しくする道具/玩具、歯車を使った道具/玩具などです。
レーザー加工機で一点一点丁寧に製作いたします。また、名入れやデザインなどノベルティ玩具としてもご利用いただけるよう開発しています。
ラジコンやミニ四駆などをSTEAM教育に
03合同会社を設立する前から、シェアスペースを利用したラジコンイベントやプラモデル製作イベントなどに取り組んでいました。そのような中でミニ四駆を使ったSTEAM教育があることを知ることで、こうした遊びやホビーの中にSTEAM教育のタネがあることに気がつきました。
より速く走る、より上手に曲がる、ちゃんと止まる。そうした解決すべき目標があるから、それを解決するためのプロセスが遊びであり学びにもなるのです。
大人も子どもも一緒になって、遊びながら、解決したい問題を発見し、その解決に向けてプロセスの中で、しっかりと将来に向けた課題発見能力と課題解決能力の下地を身につける。それが03合同会社として目指している未来の遊びと学び、そして働くことと稼ぐことにつながると考えているのです。
遊びと学びの体験学習としてSTEAM教育を実践してみませんか?
ぜひご相談ください。現在低学年向けのSTEAM教育はフランチャイズブームといってもよいくらいの状況です。日常的にSTEAM教育を学習塾と延長として捉えてもよいし、夏休みや長期休日を使った自然豊かな場所でのSTEAM体験学習も良いと思います。これまでの野外体験学習にほんの少しでもSTEAMの5文字の要素を加えることで、これからのAI時代の未来を生きる子どもたちには忘れられない体験学習になると思います。